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牧師のショートメッセージ

「わたしが喜びとする真実の愛」

田村誠喜 牧師    2022年6月


「わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。
  全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。」 
  旧約聖書 ホセア書 6:6


 紫陽花の季節となりました。教会では「主を知ることを切に追い求めよう」と修養会を行い、子どもたちのグループも入れて、六グループに分かれて、みことばの分かち合いの時を持ちました。

1、主なる神が喜ばれる真実の愛は、神を知ることである。
「知る」とは、単に知識にとどまらず、実際に「味わう」「経験する」「生きる」と言う意味です。
ヨハネ 17:1~3、これらのことを話してから、イエスは目を天に向けて言われた。「・・・永遠のいのちとは、唯一のまことの神であるあなたと、あなたが遣わされたイエス・キリストを知ることです。」
詩篇 51:17、 神へのいけにえは 砕かれた霊。打たれ 砕かれた心。神よ あなたはそれを蔑まれません。

2、神を知り、神の真実な愛に生かされるために必要なことは、神の契約に入れられること。
ホセア 2:19~20、わたしは永遠に、あなたと契りを結ぶ。義とさばきと、恵みとあわれみをもって、あなたと契りを結ぶ。真実をもって、あなたと契りを結ぶ。このとき、あなたは主を知る。
出エジプト 6:5~8、今わたしは・・わたしの契約を思い起こした。それゆえ、イスラエルの子らに言え。「わたしは主である。わたしはあなたがたをエジプトの苦役から導き出す。あなたがたを重い労働から救い出し、伸ばされた腕と大いなるさばきによって贖う。わたしはあなたがたを取ってわたしの民とし、わたしはあなたがたの神となる。あなたがたは、わたしがあなたがたの神、主であり、あなたがたをエジプトでの苦役から導き出す者であることを知る。
エペソ 2:1~6、さて、あなたがたは自分の背きと罪の中に死んでいた者であり・・生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、背きの中に死んでいた私たちを、キリストとともに生かしてくださいました。あなたがたが救われたのは恵みによるのです。神はまた、キリスト・イエスにあって、私たちをともによみがえらせ、ともに天上に座らせてくださいました。
へブル 8:8~10、そのとき、わたしは・・新しい契約を実現させる。・・わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうである。― 主のことば ― わたしは、わたしの律法を彼らの思いの中に置き、彼らの心にこれを書き記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。

3、主なる神が喜ばれる真実の愛は、永遠の契約に生かされる歩みである。
エレミヤ 31:3、主は遠くから私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに 真実の愛を尽くし続けた。

4、主なる神が喜ばれる真実の愛は、初めの愛に生かされる歩みである。
黙示 2:4~5、けれども、あなたには責めるべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたのか思い起こし、悔い改めて初めの行いをしなさい。そうせず、悔い改めないなら、わたしはあなたのところに行って、あなたの燭台をその場所から取り除く。

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