聖書は信仰と生活の唯一絶対の規範

田村誠喜　牧師　　　　2018年1月

　聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。神の人がすべての良い働きのためにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。Ⅱテモテ　3章16～17節

　主にある皆様は、この新しい年、主からどんな目標や希望をいただいて歩んでいるでしょうか。私たち我孫子の教会は、昨年11月の予算総会において、2018年は誤りのない神のみことばである聖書にしっかりと立って進むように再確認をしました。以下に、何故、私たち教会が聖書のみことばに立つ必要があるのか、理由を述べてみます。

１．聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるから、幼いころから聖書に親しみ、学んで確信したところにとどまるように聖書自身が私たちに命じているのです。参照、Ⅱテモテ3：14～15

２．みことば（聖書）は、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益で、あなたがたを成長させ、聖なるものとされたすべての人々とともに、あなたがたに御国を受け継がせることができるから。参照Ⅱテモテ3：16、使徒20：32。パウロは、神のみことばの力を知っていたので、エペソ教会に入り込む凶暴な狼（偽の働き人）や教会内から起こる分派を予想しても、信仰者を神と恵みのみことばに委ねてエルサレムに出発しました。

３、私たち教会の中には、真理から逸れて誤ったところへ行く致命的な傾向があるから、制度や規約等があっても、絶えず聖書そのものに戻らなければならない。（参照、教会とは何か？　著者D・M・ロイドジョンズ、鞭木由行訳P12、いのちのことば社）

４．私たちが聖霊に動かされた人たちの語った神のことばである聖書の真理に立つ以外に、聖霊なる神は栄光を表すことができないから、Ⅰテサロニケ2：13。エペソ4：30．神の聖霊を悲しませてはいけません。Ⅰテサロニケ5：19．御霊を消してはなりません。

５、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられた神の教会だから、私たち教会は聖霊に動かされて神からのことばを語った使徒たちや預言者たちのみことば（聖書）に堅く立たなければならない。参照、エペソ2：19～20

６、主イエスご自身も、詩篇110篇をダビデが語っていると言わず、「ダビデは御霊によって語っている」と教えていた。参照マタイ22：43～44。ペテロも同様であった。参照使徒1：16。だから私たちも御霊なる神のことばにしっかりと立つ必要がある。

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