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牧師のショートメッセージ

クリスマスは、何のため


田村誠喜 牧師    2019年12月


神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを得るためである。ヨハネの福音書3:16

  私たちは、クリスマスの季節、どのように過ごしているでしょうか。「クリスマス」は「クリスト・マス」、すなわち「キリスト・礼拝」です。それは単に、キリストの誕生をお祝いする以上に、神の大きなご愛を確認し、自分の不信仰の闇を教えられ、悔い改めと賛美と祈りをもって、イエス・キリストを礼拝することこそ、真の「クリスマス」なのです。

  1、永遠のいのちを与えるために来てくださったイエス・キリストを味わう。

 私たちは、神からいのちを与えられ、あらゆる恵みを受けて生かされているにもかかわらず、神に感謝することも、あがめることもせず、思いは暗くなり、空しいものに刺激を求め、自分の欲望の奴隷となり、様々な偶像や占いなどに振り回されるようになりました。
ヨハネ1:10~11、この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
ローマ1:21~23、彼らは神を知っていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その鈍い心は暗くなったのです。彼らは、自分たちは知者であると主張しながら愚かになり、朽ちない神の栄光を…似たかたちと替えてしまいました。
エペソ2:1~3、さて、あなたがたは自分の背きと罪の中に死んでいた者であり、かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊(悪霊)に従って歩んでいました。私たちもみな、不従順の子らの中にあって、かつては自分の肉の欲のままに生き、肉と心の望むことを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
 神は、迷い出した私たちのために、ご自分の預言者たちを遣わし、最後にご自身の御子を遣わし、神がどんなお方であるかを見せて、十字架で罪のなかった御子を、私たちの罪の身代わりとし、信じる者たちの罪を聖めてくださいました。また御子の復活によって、御子を信じる私たちに、新しいいのちの御霊を注いで、永遠に神とともに歩むことができるようにしてくださいました。 ヨハネ5:24、・・・わたしのことばを聞いて、わたしを遣わされた方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきにあうことがなく、死からいのちに移っています。

2、ひれ伏し礼拝し、宝の箱を開け贈り物として献げた。マタイ2:11、ピリピ2:11

 ひとり子を惜しまない神のご愛を覚え、悔い改めと感謝と献身の献げ物をして礼拝しましょう。

3、闇の中から、驚くべき光の中に救って下さった方を告げ知らせる。Ⅰペテロ2:9

 私たちが罪と死から解放され神の子とされたのは、この救いを宣べ伝えるためです。

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