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牧師のショートメッセージ

日曜の早朝に復活されたイエスの御業

田村誠喜 牧師    2020年4月


それからイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、こう言われた。「次のように書いてあります。『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。』エルサレムから開始して、あなたがたは、これらのことの証人となります。ルカ24:45~48、

1、主イエスが、日曜の早朝に復活された経緯。
 週の初めの日の明け方早く、マグダラのマリヤたち数人の女性が香料を持って墓に来た。その時、地震があり、まばゆい衣を着た青年が二人現れ、墓の中を見せて「あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話になったことを思い出しなさい。人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう。」と語られた。彼女たちはイエスのことばを思い出し、使徒たち全員に、墓でのことをすべて報告した。しかし、この話はたわごとのように思えたので、使徒たちは信じなかった。ペテロは立ち上がり、走って墓に行きのぞき込むと、亜麻布だけが見えた。

2、落胆してエマオに向かう弟子たちに近づき、彼らとともに歩き始める復活の主。
 復活の主は、今日も同様に、私たちに近づき、私たちとともに歩んでいて下さるのです。

3、暗い顔をする事も「その話は何のことですか。」と繰り返してたずねる復活の主。
 イエスは彼らに言われた。「歩きながら語り合っているその話は何のことですか。」すると、二人は暗い顔をして立ち止まった。「エルサレムに滞在していながら、近ごろそこで起ったことを、あなただけがご存じないのですか。」イエスは「どんなことですか」とたずねた。

4、主の十字架と復活を語った預言者(聖書)を信じない愚かな弟子だと語る復活の主。
 ああ、愚かな者たち。心が鈍くて、預言者たちの言ったことすべてを信じられない者。

5、ご自分がよみがえって生きていることを数多くの証拠を持って示される復活の主。
 わたしの手や足にさわってよく見なさい。信じない者にならず信じる者になりなさい。 

6、ご自分について聖書全体に書いてあることを、弟子たちに説き明かす復活の主。
 それからイエスは、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされた。 ルカ24:27、

7、不信仰な弟子たちに聖書を説き明かし、御霊を注いで、復活の証人とする復活の主。
 しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。使1:8

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