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牧師のショートメッセージ

「うわべではなく真実な愛をもって関わり合う」

田村誠喜 牧師    2025年3月


兄弟たち、私たちの主イエス・キリストの名によって命じます。怠惰な  歩みをして、私たちから受け継いだ教えに従わない兄弟は、みな避けな  さい。もし、この手紙に書いた私たちのことばに従わない者がいれば、  そのような人には注意を払い、交際しないようにしなさい。その人が恥  じ入るようになるためです。    Ⅱテサロニケ3:6、14、

3月2日(日)の暖かさと3日(月)の寒さの違いに驚きました。教会は2月23日(日)午後、2024年1月~12月の主の恵みを数えて決算総会が行われました。また、教会は4月からの新しい牧師の招聘が決っており、お迎えする最後の準備中です。私は、3月の4回の主日礼拝の説教奉仕を残しています。退任後は、子どもたちの住まいに近いところに住むことが決り、そこから新しく教会生活ができるように計画し祈っています。

1、テサロニケ教会への神のみこころを語った後、最後に主の御前に立つ日を覚えて、冒頭のように命じた。
 テサロニケは、ギリシャ北側半分のマケドニア州の州都でした。多くの兄姉は、パウロたちから神のことばを受けたとき、それを人間のことばとしてではなく、事実どおり神のことばとして受け入れました(Ⅰテサ2:13)。しかし、ある人々はパウロたちの語ったみことばと、第一の手紙のみことばに従いませんでした(Ⅰテサ4:11~12)。その時、パウロが教会の兄姉に語った指導は、「避けなさい」「注意を払い交際しないようにしなさい」でした。主イエスも使徒パウロも、下記のように語っているとおりで、教会では「戒規」と呼ばれます。
マタイ18:16~17、もし聞き入れないなら、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。二人また三人の証人の証言によって、すべてのことが立証されるようにするためです。それでもなお、言うことを聞き入れないなら、教会に伝えなさい。教会の言うことさえも聞き入れないなら、彼を異邦人か取税人のように扱いなさい。
Ⅰコリント5:8、11、ですから、古いパン種を用いたり、悪意と邪悪のパン種を用いたりしないで、誠実と真実の種なしパンで祭りをしようではありませんか。 私が今書いたのは、兄弟と呼ばれる者で、淫らな者、貪欲な者、偶像を拝む者、人をそしる者、酒におぼれる者、奪い取る者がいたなら、そのような者とは付き合ってはいけない、一緒に食事をしてもいけない、ということです。
Ⅰテモテ5:20、罪を犯している者をすべての人の前で責めなさい。そうすれば、ほかの人たちも恐れを抱くでしょう。
テトス3:10、分派を作る者は、一、二度訓戒した後、除名しなさい。

2、主イエスと、パウロたちと、キリストの教会が、なぜ戒規について教え命じたのか。
 主と使徒たちが、主と主のみことばの力を知らず、恐れず、従わない人々を覚え「異邦人か取税人のように扱いなさい」「避けなさい」「交際しないようにしなさい」「除名しなさい」と語り命じた理由は、その人々が恥じ入り、悔い改め、終わりの日に救われるようにとの真実な祈りでした。また、教会が主の聖さと神のみことばに立ち続ける為でした。
Ⅰコリント5:5、そのような者を、その肉が滅ぼされるようにサタンに引き渡したのです。それによって彼の霊が主の日に救われるためです。
Ⅱテサロニケ3:14、もし、この手紙に書いた私たちのことばに従わない者がいれば、そのような人には注意を払い、交際しないようにしなさい。その人が恥じ入るようになるためです。
箴言23:14、あなたがむちでその子を打つなら、その子のいのちをよみから救い出すことができる。
Ⅰコリント3:13、それぞれの働きは明らかになります。「その日」がそれを明るみに出すのです。その日は火とともに現れ、この火が、それぞれの働きがどのようなものかを試すからです。

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