牧師メッセージ、教会員の証
『聖書』について
久保田周太郎
永遠のベストセラーと呼ばれる『聖書』とは一体どんな書物なのでしょうか。
「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓とのために有益です。」(新約聖書 テモテへの手紙第二3章16節)
第一に、聖書は神のことばです。上記の聖書の一節が証言しているように、聖書はすべて、神の霊感によって書かれました。ですから聖書はそのすべてにおいて、誤りのない神のことばであると言えるのです。
聖書は旧約聖書39巻、新約聖書27巻、合わせて66巻から成っています。そして旧新約聖書66巻の聖書は、1600年間にわたって、国語、時代、身分の違う約40人の人たちによって記されました。しかしそこには全体としての驚くべき調和と統一があり、一つの一貫したテーマで書かれています。それは神が聖霊の完全な指導と監督のもとに、多くの人々を用いて、神ご自身のことばを書かせられたからです。
第二に、聖書は救いの書です。聖書は初めから終わりまで、イエス・キリストによって与えられる人間の救いについて教えています。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(新約聖書 使徒の働き16章31節)
罪に苦しむ私たち人間を救うために、今から2000年前にイエス・キリストは十字架にかかり、全人類の救いを成就してくださいました。この救い主イエス・キリストを、「私の救い主」として信じることが救いの道なのです。
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(新約聖書 ヨハネの福音書14章6節)
どうぞ聖書をお読みくださいますように。また聖書についてのご質問がありましたら、遠慮なくお訊ねください。
2010年1月