牧師メッセージ、教会員の証
「母からの贈り物」
昨年4月、牧師である主人と共に我孫子に参りました。どうぞよろしくお願い致します。
私は、高校1年生の時に、洗礼を受けました。初めて教会に足を運んだのは、幼稚園の時でした。母がキリスト教主義の幼稚園に通わせてくれたことがきっかけでした。母自身は当時クリスチャンではなく、日曜日は美容師として、お店を切り盛りしていたため、教会には娘だけを行かせていましたが、母は神様がおられることを、小さい時から信じていたようでした。
教会に行くようになった私は、人は神様によって創られたから、神様を求める心があること、人の心には神様にしか埋められない心の穴があること、その穴とは人の持つ罪の性質であり、神から離れようとするものであること。その穴を埋めるために、神様のひとり子イエス様が、私の罪の身代わりとして、十字架にかかって下さったことを知りました。
小学6年生の時、クモ膜下出血で倒れ、生死の境をさまよいました。その時、私の命をつかさどっておられるのは、私自身でも両親でもなく、神様であることを信じ、痛みと死の恐怖の中、私は神様を呼んでいました。真っ暗闇の中で、心の中に光が灯るような平安が与えられました。神様から、最高のプレゼントをいただいたような思いでした。
今、病は癒されましたが、いつか私はこの地上での生涯を終えます。けれど聖書には、イエス・キリストを信じる者に永遠のいのちを与えて下さると書かれています。そのことを信じるがゆえに希望があります。いつの日か天国で、生前クリスチャンとなった母と再会できることを楽しみにしています。神様を知り、信じることを教えてくれた母に心から感謝しています。
子育て中のお父さん、お母さんたちに、我が子に与えられる一番すばらしいものは、神様を信じて生きる信仰であること、そこにこそ生きる力があることをお伝えしたいと心から願っています。
我孫子福音キリス教会 久保田ゆかり 2010年3月