牧師メッセージ、教会員の証
「神に会う備えをしよう」
9月には、敬老の日や秋分の日、また仏教のお彼岸の日があり、 自分の家族や先に亡くなられた親族のことを考える機会があったと思います。 ある方々は、自分の地上の歩みを終えるにあたって、どんな備えや生き方が必要か考え 「終活」をされていると伺います。あなたは如何でしょうか。
世界のベストセラーである聖書は、私たちに
「あなたは、あなたの神に会う備えをしなさい。」(旧約聖書 アモス4:12)
と語ります。
理由は何でしょうか。
「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けること定まっている」(新約聖書 へブル9:27)
と語ります。
理由は何でしょうか。
「墓の中にいる者がみな、子(イエス・キリスト)の声を聞いて出て来る時が来ます。 善を行った者は、よみがえっていのちを受け、悪を行った者は、よみがえって さばきを受けるのです。」 (新約聖書 ヨハネの福音書5:28-29)
すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、その人自身の 罪と汚れのために、神のさばきを受け、有罪とされ、永遠の火の中に投げ込まれる第二の死が 待っているからです。 (参照、新約聖書 ローマ3:23、6:23、黙示録21:8)
しかし主なる神は、赦しの神であり、あわれみ深く、情け深く、怒るのにおそく、 恵み豊かなお方なので、私たち罪人をお捨てにはなりませんでした。 しかも聖なる神は私たちの罪や汚れを曖昧にはせず、 ご自分の御子である罪の無いイエス・キリストを、私たち一人ひとりの罪の身代わりとして 十字架でさばき、私たち罪人がさばきを受けることなく救われる道を開いて下さったのです。 そのようにイエス・キリストが十字架でさばき受け、三日目によみがえって、 罪と死に勝利されました。この救い主イエス・キリストを信じ救われる道が、 誰にでも開かれているのです。 あなたは、自分の不信仰や汚れの罪を認め、 イエス・キリストを救い主と信じる信仰を、神に言い表しましたか。 神に信仰のご挨拶をして、まっすぐに神に会う備えをしましょう。
「この方以外には、だれによっても救いはありません。」 新約聖書 使徒の働き4:12
我孫子福音キリスト教会牧師 田村誠喜 2015年10月