牧師紹介
田村誠喜師は1948年秋田県の農家の12番目の末っ子としてお生まれになりました。 1964年 15歳から豊島区にある電気会社に勤務され、その間に1966年のイースター に東村山キリスト教会で受洗されました。そして勤務の傍らで定時制高校、 国学院大学文学部史学科二部を卒業されました。
その後、献身に導かれて聖書神学舎(聖書宣教会)に入学と共に12年間勤められた電 気会社を退社、聖書神学舎卒業後は、香川県高松シオン教会副牧師として3年間、青森 県五所川原福音キリスト教会牧師として15年間、東村山キリスト教会牧師 として17年間奉仕されました。
2014年4月より我孫子福音キリスト教会牧師として美智代夫人と共にお迎えしました。 温厚で配慮にあふれた人柄と、神の言葉である聖書に堅く 立ったメッセージで、教会を力強く導いてくださっています。
田村 誠喜先生の証 2014年4月
「救いの証」
私が初めて聖書を見て読んだのは、中学校を卒業して東京の電気会社に就職した 時です。秋田県の農家の12番目の末っ子として生まれた私は、東京オリンピック のあった1964年4月から、早稲田大学の近くにあった電気会社に勤務しました。 電電公社(後のNTT)に納める電源機器の製造をしている会社でした。
この会社で「ギデオン協会」の新約聖書をいただき、寮で朝夕に聖書のお話を聞く ことが出来ました。初めは、信仰は自由だと反発もしました。しかし、神のみこと ばは私の心の中を照らし続け、「私には、自分のしていることがわかりません。私 は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行っているの です。・・・私は、自分でしたいと思う善を行わないで、かえって、したくない悪 を行っています。・・・私はほんとうにみじめな人間です。」(新約聖書、ローマ人 への手紙7:15~24)と気が付くように祝福して下さいました。人間としての私の病 根が示されるようになったのです。自分はまことの神を知らず、自分への劣等感や、 他の人への妬みや憎しみを持っており、心の闇に解決が必要であることを知るように なりました。そして、私を母の胎で組み立ていのちを与えて下さったまことの神と、 私のすべての罪を赦し、新しい心をくださる十字架と復活のイエス・キリストを信じ るように変えられました。
「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦 し、すべての悪から私たちをきよ めてくださいます。」 新約聖書、ヨハネの手紙 第一 1章9節
私は、1966年の春、イースター礼拝に、主の導きと多くの方々の祝福を受けて洗礼に導かれ ました。夜間の高校と大学の学びが終わった時、12年間働かせていただき、キリストを信じる 信仰の導きをしてくださった電気会社を退社し、杉並にあった聖書神学舎(聖書宣教会)での 学びと訓練を受ける道が開かれました。卒業後36年になります。香川県高松でも、青森県五所 川原でも、東京都東村山でも、教会の皆様に助けられて、主に仕える日々が与えられました。
皆様、是非、教会を訪ねてみてください。聖書の語る神は、今も生きておられて、私たちを祝福 して下さる素晴らしいお方です。