牧師のショートメッセージ
教会役員の選出について
田村誠喜 牧師 2014年11月
「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのは良くありません。 ・・・あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。 ・・・私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」 使徒の働き6:2~4
教会のかしらである主が、いつも御言葉と御霊によって私たちを導いて下さり感謝します。11月30日は、2015年度の活動方針や計画や予算と共に、2015年と2016年のために、 6人の役員を主の前に祈って選出する時になります。 兄姉の祈りは整っていますでしょうか。
私たちは、何のために役員を選任するのでしょうか。 主は、使徒たちが御言葉をあと回しにすることを避け、もっぱら祈りと御言葉の奉仕に 励むことが出来るように、7人を選ばせました。 私たちも、牧師が御言葉を後回しにすることがないように、牧師を支え、牧師と協力し、 御言葉の宣教や伝道や教育や祈りや交わりが祝されるようにするために、役員の選任に当たらなければなりません。
ところで、選任された7人が食卓のことに仕えることは、 役員が御言葉や祈りや信仰の指導に関わらなくても良いと教えているのでしょうか。 最初に選任された7人は、信仰と御霊と知恵に満ちた、評判の良い人たちでした。 7人の中のステパノやピリポは、強い妨害の中でも使徒たちと同様に、主を第一とし、 大胆に御言葉を語り続け、主の栄光を拝しました(参照、使徒6~8章)。 主の教会の役員は、主の御言葉に聞き、御言葉に教えられる点において熱心であり 兄姉の模範となるように努めなければなりません。
主がこの地域の人々の救いのために、兄姉の中から信仰と御霊と知恵に満ち、 評判の良い人たちを導き選任して下さいますように、まず主に祈りましょう。