牧師のショートメッセージ
互いのために祈りなさい
田村誠喜 牧師 2015年4月
「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。 喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。あなたがたのうちに 病気の人がいますか。その人は・・・祈ってもらいなさい。 ・・・ですからあなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。 義人の祈りは働くと、大きな力があります。」 新約聖書 ヤコブの手紙 5:13~16
4月5日(日)はイースター礼拝で、同時に宣教43周年記念礼拝でもありました。主イエス様が 罪と死に勝利して、世界中の人々、そして私の罪の代価を支払い、私たちを罪の支配から、 復活のいのちをもって解放して下さいましたことを喜びました。
礼拝後に、会堂の三階で持寄り愛餐会を行い、兄姉の手づくりのヘルシーな昼食を お腹いっぱい頂きました。何よりも牧師として嬉しかったことがこの後にありました。司会の姉妹が、 今日はイースターで勝利の喜びの日です。最近嬉しかったこと、主に感謝していること等、 ひとこと教えて下さり喜びを分け合いましょう、と言うことで、子供から大人まで、皆さん 嬉しかったことを、30~40秒で、話して下さいました。
途中からは不思議なことで、主の導きと思いますが、嬉しかったことではなく、辛かったことや 祈ってほしいことをお話される方が、幾人か現れました。 30~40分位のわずかな時ではありましたが、牧師として知らなかった事柄もいくつか出て来ました。 そういうわけで、牧師が兄姉の喜びや悲しみを分けていただくことが出来てとても感謝な時でした。
冒頭の御言葉のように、教会のかしらであられる主なる神は、私たち神の家族が、それぞれ主に 感謝し、喜びも苦しみも分かち合い、他の方々に祈っていただくことや、 お互いのために祈り合うことを命じているのです。
当教会として、毎週水曜日夜や、第一木曜日祈祷会や、第二主日礼拝後の祈りの交わりや、 毎月の教会祈祷カレンダーの活用など、御言葉の実現のために、互いのために祈り合い 祝福し合う交わりの充実に努めたいと願っております。 そのためにも、今後も数ヶ月に一度でも、愛餐会のような席で、主に感謝したことや、 祈ってほしいことを分かち合う時が与えられますようにと祈っております。 イースターの交わりを感謝しつつ。