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牧師のショートメッセージ

主は知っておられた


田村誠喜 牧師    2015年6月

もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを 知っておられたからである。 ピリポはイエスに答えた。 「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」 弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。 「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、 それが何になりましょう。」 ヨハネの福音書 6:6~9

 2015年の我孫子福音キリスト教会の歩みとその活動を、教会のかしらであり礎石であられる主が、 この6月に至るまで、一つ一つ導き祝福して下さいましたことを覚えて感謝し、御名を崇め賛美いたします。

 2月には、2014年の主の御業を数え、主の恵みに感謝して決算総会が導かれました。 また3月と4月には、召天者記念礼拝とイースター礼拝を通して、罪と死に勝利を与え、 神との平和と永遠のいのちを約束され、生かしてくださる主の恵みを数えました。 また主が、姉妹たちのご主人たちを礼拝に導いてくださり、心を開いて主を信じるように 導いて下さっております。夏には、洗礼の時が与えられるように祈って準備中です。 ハレルヤ。

 このような恵みの中で今年3月、主は、これまでの場所を閉ざし 「教会駐車場」が必要であり、 これに取り組むようにと導いて下さいました。 2014年末に、新会堂建築時の教会債の返済が終了したこともあり、 まさに「教会駐車場」のために取り組む時であり、主のみ心であると確信しました。 しかし、返済が終了したばかりの手元には「五つのパンと二匹の魚」があるだけでしたので、 ただただ天を見上げて祈るより他に道はありません。「教会駐車場」のことで、主が何をなさろうとしておられるか、 主ご自身は知っておられることを、上記の御言葉を通して教えて下さいましたので平安と感謝と期待があります。

 私たちに最も大切なことは、御言葉と祈りによって天を見上げ、主がこの町でたくさんの人々を 救おうとしておられる主のご計画に心を留めることです。 確かなことは、人々を救いに導き祝福して下さる主を知り信じて、天を見上げて必要を求めることです。 私たちは、自分に無いものを考えて失望落胆するのではなく、主が今、自分の手に与えていて下さる 「五つのパンと二匹の魚」を感謝して主にささげることです。主は二千年前、「五つのパンと二匹の魚」で 男五千人を満腹させたのと同様に、今度は「教会駐車場」のことで、主の栄光を現わして下さいます。 「私たちの救い主は確かに生きて働いておられる」との信仰告白に私たちを導いて下さいます。 主に期待しましょう。主の栄光が現わされる日を楽しみに待ち望み、祈り、主に仕えましょう。

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