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牧師のショートメッセージ

どんな時にも御霊によって祈りなさい


田村誠喜 牧師    2016年7月

「すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。 そのためには絶えず目をさましていて、 すべての聖徒ために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。」 エペソ 6:18

6月26日には、私たちの「祈りの生活」が豊かにされるようにと、 今年の修養会が持たれ、講師の赤坂師を通して大きな励ましと祝福を受け、 主に感謝している。

1.絶えず目を覚まして祈りなさい。エペソ6:18

 御霊によって祈るとは、絶えず目を覚まして祈ることである。 御霊によって、御霊の御言葉である聖書によって、主の恵みを教えられ、主の御心を教えられ、 主がどんなに偉大で栄光に富んだお方かを教えられて祈ることである。エペソ1:17~19。 主がこの課題に、この場所に、どのように臨んでおられるか、目を開かれて祈ること。コロサイ4:2。 このためには、御言葉の学びと祈りと礼拝は欠かすことが出来ない。

2.忍耐の限りを尽くして祈りなさい。エペソ6:18

 御霊によって祈るとは、忍耐の限りを尽くして祈ることである。 御霊が語って下さった約束の御言葉に信頼し、御言葉から離れないで祈りに専念することである。 昇天される復活の主を見送った弟子たちは「エルサレムを離れないで約束の御霊を待ちなさい」との 御言葉を握って、忍耐の限りを尽くし祈りに専念した。使徒1:14、使徒6:4、 実りの秋を信じ耐え忍んで仕事に心を込める農夫のように、御霊による祈りを続けよう。

3.汚れと不信仰を悔い改めて祈りなさい。エペソ4:30

御霊によって祈るとは、自らの不信仰と汚れを悔い改めて祈ることである。 私たちは、主イエスを救い主と信じた時から、聖霊によって証印を押され、御霊の内住を受けているから、 御霊を悲しませたり消したりしないように、不信仰を悔い改めて祈るのです。そして神からの恵みをいただいて、神の栄光と人々の救いのためにお仕え出来るのです。エペソ4:30~32、Ⅰテサロニケ5:19

4.悪魔に対して堅く立ち向かうために祈りなさい。エペソ6:11

 御霊によって祈るとは、悪魔の策略であるもろもろの悪霊と戦うことである。 パウロは悪霊に対する戦いの6つの武具(真理の帯、正義の胸当て、平和の福音の靴、信仰の大盾、 救いのかぶと、剣である神のことば)に続いて、祈りという武器を用いるように教えた。 主も、ゲッセマネの園で弟子たちに、心は燃えていても肉体は弱いのだから、誘惑に陥らないように 目を覚まして祈り続けるように教えた。マタイ26:41

5.福音を大胆に伝えられるように祈りなさい。エペソ6:19

御霊によって祈るとは、福音を大胆に伝えられるように祈ることである。 神の御霊は、人々を神との和解に導く救いの福音を、弟子たちを通して地の果てにまで伝えている。使徒1:8。代々の教会は、御霊によって福音を大胆に伝えられるように祈り続けて来た。使徒4:29。 その結果、今この地にも主の教会が建てられていることを感謝しよう。

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