信仰者の成長・教会の成長

田村誠喜　牧師　　　　2017年1月

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」　へブル12：2

皆様、新年を如何お迎えでしょうか。 正月に我が家にも子供たちが来てくれましたが、 孫たちの成長には驚きました。 教会は、昨年11月末に予算総会が行われ、 新年度の目標「成熟を目指して進もう」（へブル人の手紙6：1）を覚えて、 自らの信仰者としての成長、教会としての成長を祈り、 主の導きと祝福を求めることになりました。

１、成長は神の御心であり、ご計画であり、ご命令である
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。 それはあなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、またあなたがたが わたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」　　ヨハネ15：16　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 主は、信仰者と教会が、主の愛に捕えられて十分に成長し、実を結ぶことをみこころとしています。

２、成長のために神の備えられた恵みの手段・方法
（１）御言葉によって
「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し（成長させ）、 すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせることができるのです。」使徒20：32
（２）聖霊なる神によって
「聖霊があなたがたに臨まれるとき力を受け・・地の果てにまで、わたしの証人となります。 教会は・・聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数が増えて行った。」使徒1：8・ 9：31
（３）キリストがお立てになった御言葉の指導者によって
「こうしてキリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、 お立てになったのです。」エペソ4：11
「私が植えてアポロが水を注ぎました・・成長させたのは神です。」Ⅰコリント3：6

３、成長のために、神が私たちに求めている最も根本的なこと
　「わたし（キリスト）にとどまりなさい。わたしもあなたがたの中にとどまります。 枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことはできません。 同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。 わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、 そういう人は多くの実を結びます。」ヨハネ15：4～5
「私たちの告白する信仰の使徒であり、大祭司であるイエスのことを考えなさい。」へブル3：1
私たちのキリストにとどまる生活は、確かなものとされているでしょうか。礼拝、祈祷会、御言葉の学び、 個人デボーションはどのようになっているでしょうか。

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