牧師のショートメッセージ
神の救いと救われた者の使命
田村誠喜 牧師 2017年4月
4月最初の主の日、私は新潟聖書教会(吉澤恵一郎牧師)で創立記念礼拝をささげ、 この教会に注がれた主の恵みを数え、エペソ書から御言葉を語る時が与えられました。 背後のお祈りを感謝します。 留守になった我孫子福音キリスト教会では、国際福音宣教会(OMF)のクラットワージィー美保宣教師が、 創世記のヤコブに注がれた大きな祝福を語ってくださり、私たちの祈りの姿勢を教えてくださり感謝でした。
1、罪の中に死んでいた私たちを、主とともによみがえらせてくださった御業。
「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいた
この私たちをキリストとともに生かし・・・キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所に
すわらせてくださいました。」エペソ2:4~6
神はこの終わりの時、キリストを通して私たちに大きな愛を現わし、御霊によって新しく生まれさせ、キリストと共に
生きる者としてくださいました。
2、神は、何のために私たち罪人を救われたのか。
(1)注がれた神の恵みが、どれほど素晴らしいかを、明らかに示すため。
「それは、あとに来る世々において、このすぐれて豊かな御恵みを、キリスト・イエスにおいて私たちに賜る慈愛によって明らかにお示しになるためでした。」エペソ2:7
救いの恵みの豊かさを、まだ救い主を知らない家族や友人等、未信者に明確に示すために救われ生かされているのです。さらに私たちが御国に至る時、地上では気付かなかった神の計り知れない恵みを示され、
御国においても、ただただ主を崇め賛美することでしょう。
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受け・・・地の果てにまで、わたしの証人となります。」使徒の働き1:8
(2)誰も自分を誇ることがなく、ただ主を誇らせるため。
「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」 エペソ2:8~9、参照Ⅰコリント1:26~31、ピリピ3:3
行いではなく、神からの賜物である恵みと信仰によって救われた私たちは、信仰者の交わりの中でも、未信者の中でも、御霊によってキリストを誇りましょう。
(3)神が備えてくださった良い行いをなして、日々歩むため。
「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。
神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。」エペソ2:10
キリストにあって新しく創造された神の子どもとして、またキリストのからだなる神の教会として、主が備えて
くださった主への愛と信仰者の交わりと未信者への証をして良い行いに歩みましょう。