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牧師メッセージ、教会員の証

《 世界を照らすまことの光 》


「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。」
           (新約聖書・ヨハネの福音書1章9節)



 皆様、クリスマスおめでとうございます。イエス・キリストは、この世界を照らすまことの光としてお生まれくださいました。

 光は私たちの真実の姿を明らかに照らし出します。まことの光であるイエス・キリストは、私たち人間のありのままの姿をはっきりと見せてくださいます。イエス・キリストは、私たちの罪の現実をはっきりとわからせてくださいます。

 それは私たちを罪赦されたすばらしい人生に導くためです。イエス・キリストの十字架による救いの喜びにあずからせてくださるためです。

 まことの光であるイエス・キリストは、私の心の中から罪の闇を追い出してくださいます。 真っ暗な部屋から暗やみを追い出せるのは光にしかできません。暗やみはホウキで掃き出すことも、掃除機で吸い込むこともできないのです。蛍光灯のスイッチを入れるか、戸を開ければよいのです。光を部屋の中に迎えればよいのです。

 まことの光であるイエス・キリストを私の心の中にお迎えする時、私の心の中から不安、恐れ、心配、苛立ち、怒りという暗やみは消え去ります。

 私たちの前には二つの道(生き方)があります。 第一に、私のところに光として来られたまことの光であるイエス・キリストを拒む生き方です。

「この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。」 (ヨハネの福音書1章10、11節)

 イエス様がお生まれになろうとしているのに、「宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」と聖書に書かれています。私たちの心の中には、救い主として来られたイエス・キリストをお迎えする部屋はあるでしょうか。

 もうひとつの道は、まことの光であるイエス様を信じて受け入れる生き方です。

「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書1章12節)

 今年のクリスマスが、まことの光であるイエス・キリストを私の救い主としてお迎えした 喜びに満ちたクリスマスでありますよう心からお祈りいたします。

我孫子福音キリスト教会 牧師 久保田周太郎  2011年12月

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