牧師メッセージ、教会員の証
「新しい年初めの祈り」
「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。 御国が来ますように。 みこころが天で行われるように地でも行われますように。 私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。 私たちの負いめをお赦しください。 私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。 私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。」 新約聖書・マタイの福音書 6:9~13
皆様は、新しい年を如何お迎えでしょうか。 2016年も様々な出来事の中、感謝や喜びが深まりますように神の祝福をお祈りします。
日本の風習として、新しい年を迎えると神社やお寺に初もうでをします。 その時の初もうでの祈りはどんなものでしょうか。 新しく始まる一年が良い年でありますように、 特に自分と家族の健康と仕事、また結婚や受験等の祈願をする、ということでしょうか。 日本のキリスト教会でも多くの教会が、元旦礼拝を神に捧げます。 私たち我孫子福音キリスト教会も、元日の午前10時30分から礼拝を捧げています。 教会では、新しい年の初めに、何を祈り願うのでしょうか。 初詣の祈願とどこか違うのでしょうか。
神の御子であり救い主であるイエス・キリストは、私たちに祈る時はこのように祈りなさい と教えたのが、冒頭に記したものです。確かに祈りの後半には、日々の生活の必要、 続いて家族や周囲の方々との正しい関係の回復、誘惑の危険からの救い等の 身近な内容があります。 しかし何よりも祈りの最初には、自分の祈り願いを捧げる神様がどんなお方かを確認して 呼び掛けることと、自分の考えよりも神様のみこころを求めるように教えました。 この祈りを教えた直前の5章の後半では、天の父なる神がどんなお方かを良く知ることこそ、 幸いな人生を送る秘訣だと教えました。
新しい2016年、あなたはどんな祈りを捧げますか。 あなたにとって幸いな年となり、良き実りと感謝と喜びの年とされるために、 天地万物の創造者で、私たち一人ひとりを素晴らしいご計画のもと、母の胎で組み立て、 いのちを与えられた「主なる神」を親しく知ることが出来ますようにお祈りします。
我孫子福音キリスト教会牧師 田村誠喜 2016年1月