牧師メッセージ、教会員の証
「ずっと続いている神さまの救いと恵み」
久しぶりに6才の孫に会ったら「ばあばに抱っこしてねんねしたいなぁ~。」と私に言った。 ドキッとした。孫が誰でもない祖母の私に言っている。うれしくなった。 うれしくてしばらく心がホカホカしてなんとも言えない気持ちに満たされた。 そうしたらフッと神様のことを思った。
『あなたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。』 ~ヨハネによる福音書15章16節~
私がクリスチャンになるまでのことが思い返された。 小学3年生の時の担任の先生が 給食を食べ終わると『ノアの箱舟』のお話を読み聞かせしてくださった。 中学生の時、どこからか来た人が体育館横の道で聖書物語の紙芝居をしているのを見た。 高校生の時、倫理社会の授業があり宗教改革の項目でキリスト教についてクリスチャンの友人と 放課後まで語り合った。結果、彼女の通う教会での高校生対象の伝道集会に参加することになった。 会の最後に牧師先生が 「今日のお話を聞いて神さまがいらっしゃることを信じられる方は手を挙げてください。」 とおっしゃった問いに、手を挙げた。 大学では『真理』って何だろう、この勉強をしたいと思って、哲学科に入学した。 たくさんの先人の思想にふれた。クラスメイトに今の主人が在籍していた。 クリスチャンホームで育った夫はクリスチャンではなかったけれど、 私に映像で『十戒』『キング・オブ・イエス』などを勧めてくれた。 結婚後、義母は「初心者の学び」を母の友人2人と私のために用意してくれた。 そして私は1989年12月24日受洗した。
受洗してからも 『主に向かって手を差し上げ、あなたの幼子たちのために祈れ』~哀歌2章19節~をくださり、 子育てをし教会学校の奉仕、幼児生活団の奉仕、学校給食調理員、小学校の学級支援員として 働いている。 さらに今は 『あなたが召されたのは祝福を受け継ぐためなのである。』~ペテロ第一の手紙3章9節~ をいただいている。 神様はこんなにもずっと私を見ていてくださっている。これからもずっと。 (孫の言葉で改めて神様の大いなる救いと恵みを感謝することができた。)
我孫子福音キリスト教会員 N.T. 2016年3月